事業再生系事例

不採算事業の処理

不採算事業の処理

不採算事業が足を引っ張っている会社が再生を図るにあたり、会社分割による事業切り分けと不採算部門の清算を行いました。
債権者との関係、税務上の問題を考慮し、適格分割型分割を採用しました。また別案件においては、債権者との関係、資産価値、税務上の問題を考慮し、非適格分社型分割を採用しました。

民事再生手続中の事業譲渡

プレパッケージ型民事再生中の会社が事業用不動産をスポンサーへ譲渡する際の、登記手続を行いました。
スポンサーの意向により、裁判所の許可を得た事業譲渡とは若干異なる取引となったため、申立代理人、管轄法務局とコミュニケーションを取りながら進めました。

保証協会からの請求への対応

廃業した経営者が保証協会から保証履行請求をされた際に、話し合いの進め方や今後起きることにつきアドバイスを行いました。
他人の債務の保証もしていたため、それを同時に解決できるような進め方をしました。

経営責任を取らせる増減資

金融支援を伴う出資案件においてスキームのアドバイスをしました。
経営者は代表取締役を辞任し、また会社に対する貸付を資本に振り替えて財務状況を改善し、その後株式を無償取得・償却することにより経営責任を取る建付けとしました。

民事再生中の増減資

民事再生中の会社が減資し、スポンサーが増資する事案において登記手続をいたしました。
裁判所を介することにより会社法規定とは異なる手続を履践することとなりますが、申立代理人と連携し進めました。

リスケジュール交渉の支援

約定返済が厳しくなっている会社が金融機関とリスケジュール交渉をする際の支援を行いました。
あらかじめ、1年間のリスケジュール期間満了後の出口パターンをいくつか想定し、事業の改善を進めながら見極めをしていくこととなりました。

財務リストラ計画策定

経営不振に陥った会社のリストラ計画の策定を行いました。
財務・事業調査の結果から、ブランド力はあるものの慢性的な赤字体質の事業および不動産を売却し有利子負債を圧縮することで堅実な事業からの資金流出を抑制することとなりました。

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